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「2017年本屋大賞」ノミネート作品決定

「2017年本屋大賞」ノミネート作品が決定

 

全国の書店員がいちばん売りたい本を投票によって選ぶ本屋大賞。

2017年度は2015年12月1日~2016年11月30日の間に刊行された

日本の小説の中より投票を行い、上位10作品がノミネートされました。

 

 

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今年は第155回芥川龍之介賞を受賞した「コンビニ人間」といった話題作や

直木賞受賞作家の作品もノミネートされ、毎年のことではありますが目が離せませんね。

大賞発表は4月11日です。

ぜひノミネート作品を読んで、ごゆるりとお待ちください。

 

 

2017年本屋大賞ノミネート10作 (作品名五十音順)

 

 

『i』表紙

『i』
西加奈子(著)
ポプラ社

¥1,620(税込)

「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!

 

 

 

『暗幕のゲルニカ』表紙

『暗幕のゲルニカ』
原田マハ(著)
新潮社

¥1,728(税込)

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの“ゲルニカ”。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。

 

 

 

『桜風堂ものがたり』表紙

『桜風堂ものがたり』
村山早紀(著)
PHP研究所

¥1,728(税込)

万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡。

 

 

 

『コーヒーが冷めないうちに』表紙

『コーヒーが冷めないうちに』
川口俊和(著)
サンマーク出版

¥1,404(税込)

お願いします、あの日に戻らせてください―。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。

 

 

 

『コンビニ人間』表紙

『コンビニ人間』
村田沙耶香(著)
文藝春秋

¥1,404(税込)

36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。

 

 

 

『ツバキ文具店』表紙

『ツバキ文具店』
小川糸(著)
幻冬舎

¥1,512(税込)

ラブレター、絶縁状、天国からの手紙…。鎌倉で代書屋を営む鳩子の元には、今日も風変わりな依頼が舞い込む。伝えられなかった大切な人への想い。あなたに代わって、お届けします。

 

 

 

『罪の声』表紙

『罪の声』
塩田武士(著)
講談社

¥1,728(税込)

京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった―。

2016年 第7回 山田風太郎賞受賞。

 

 

 

 

『みかづき』表紙

『みかづき』
森絵都(著)
集英社

¥1,998(税込)

昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い―。山あり谷あり涙あり。昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編!

 

 

 

『蜜蜂と遠雷』表紙

『蜜蜂と遠雷』
恩田陸(著)
幻冬舎

¥1,944(税込)

私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!

 

 

 

『夜行』表紙

『夜行』
森見登美彦(著)
小学館

¥1,512(税込)

僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

 

 

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